ナユRA

バーニング 劇場版のナユRAのレビュー・感想・評価

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
4.7
長たらしく、疲れるけど見応えある。最近、寒暖差が激しかったり仕事が忙しかったり、色々あってストレスが溜まってるけど、この映画を見て、これよかましか。と思えて、不思議なことに少し気が楽になった。とても陰鬱。それを2時間半体感する。格差の激しい韓国社会を映し出してるかのうような、ヒリヒリとした雰囲気。エロティックで儚げな謎の女。そして、謎の金持ちイケメン。貧乏主人公は2人に翻弄される。主に、性に取り憑かれてるんだけど、ちらつく金の匂いも魅了されてたと思うぜ。で、これはミステリーに分類されるらしく、一応主人公の目線で、謎を追うんだけど、どうもたどり着かない。長い。疲れる。うーーん!ってなるんだけど、特に映画を見慣れてる人には、すんげーわかりやすいとこで、「ほにゃららほにゃらら。」って言うから、そういうこと。となった。でも、一方、は??????とも思う部分多々有りで、後で色々思い返せる小気味の良い余白、謎があっておもろいのです。あと、田舎風景と夕焼けの映像がめっちゃんこ綺麗なんで、ため息が漏れます。原作未読だけど、小説読んでる気分になれて、おもろかったわ。アニョハセヨ〜!
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