たな会No02

バーニング 劇場版のたな会No02のレビュー・感想・評価

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
3.5
村上春樹がすぎるかなと思いました。パントマイムのシーンとか、きゅんきゅんいたしましたが、ちょっと陰影とかキャラの描き方が全体的に春樹くさかったかなと感じてしまいます。そうはいっても、見えるものと見えないものの対比、金持ちでいけすかない男と貧乏小説家志望の男との対比など、対比の描き方が見事でした。北との国境線にはたびたび放送がかかるんですが、そういった当地の人にとってはもう耳慣れたものも、金持ちぼっちゃんには特異なものとしてあるあたりとかですね。切ないですよ。