ずっと不安定で辛そうなジュディが痛々しい。一方で子ども達と過ごしている時の優しい表情や、舞台に立った瞬間に輝きだす姿を見ると、魅力的な人だったんだろうなと思った。
生涯を描いているわけではなく、あくまで晩年のロンドン公演のことにフォーカスしている(子役時代の回想はあるけど)。それまでの色々な出来事も知りたかったけど、これはこれでコンパクトにまとまっていたから良かったかも。
しかし当時の子役って本当に人間として扱われてなかったんだろうな…。実際はもっと酷かっただろうし、その後の人生が狂ってしまうのも当然という感じ。
最後のステージの「虹の彼方に」は素直に感動した。あのカップル素敵。
レネー・ゼルヴィガーのお芝居素晴らしかった。