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私は、マリア・カラスのshucoのレビュー・感想・評価

私は、マリア・カラス(2017年製作の映画)
5.0
ドキュメンタリーとは思ってなかったけど見応えのある作品でした。

彼女の歌声の素晴らしさを充分に堪能出来たし1人の女性としての人生もみせてもらうことが出来ました。
NY出身だけどギリシャに市民権を移そうとしたりフランス語と英語を話す彼女はボーダーレスな人みたいだった。
当時だけかもしれないけど、フランスだけは彼女がいてもパパラッチ的なことをする人がいないからゆっくり休めるって話もしてた。


あなたに気がなくても私から好きになる
ービゼー『カルメン』

オナシスとの恋愛事情については全く知らなかったけど彼女がインタビューで答えた通りになってたのですごいなーと。まるで彼女が歌っていたカルメンの歌詞のような力強さを感じた。

女性の幸せは最愛の男性を幸せにすることと言ってしまう彼女はとても愛情の深い女性だったことが窺える。

DIVAといえばマリアカラスと共にジャンルは違うけどエディットピアフも年代的に近いものを感じるし歌に命を注ぎこみすぎて2人とも早逝してるようにも感じた。


私の自叙伝は歌の中に綴られている

彼女の歌声を実際に聴いてみたかったなぁ…
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