ぺん助

ブラック・クランズマンのぺん助のレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.4
BLACKPOWER vs WHITEPOWER
黒人警官がユダヤ人警官とタッグを組んでKKK(白人至上主義団体)に潜入捜査
実話ベースらしいけど、どこからどこまでが忠実に再現されているのかは不明(調べるほど興味を持てなかったw)

これを言ったら元も子もないが、電話担当と潜入する人を分ける意味がよく分からなかった…2人の間での連携ミスによる言い間違えや、声もそもそも全然似てないし、ただただリスクが増えるだけのような…

それ故に潜入中のロンとフィリップの身元がバレるのかバレないのかがハラハラした

KKKのメンバーは映画上では血気盛んな男たちで構成されていて、暴走気味の過激思考な馬鹿男が一部混ざっていたり実際のKKKと当たらずとも遠からずな印象通りだった。
(馬鹿男の妻みたいな悪気なくナチュラルに身についていった差別思考の持ち主も実在すると思うと怖い…)

ブラックパンサー側も描かれているけれど、上述のKKKと対比してクレバーに描かれているように感じた
過激なBMLは白人含むその他人種差別にも繋がるから加減が難しいよね

黒人のみならず、アジア人ヒスパニックいかなる人種差別も許されない社会ができるといいよね

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