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ブラック・クランズマンのsusのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

食らった〜!
すごくいい映画。今現在進行形の映画。
こんなの作ってるスパイク・リーがグリーンブックに納得しないというのがちょっとわかってしまうというか…あれはあれで好きな映画ですが。
途中でロンが「国民がそんな大統領選ぶわけない」って言ってたけどその現実が今起こってるという明確な皮肉。
彼らはなぜ「我々は対象を憎んでいない」と言うのか。そして本気でそう思っているみたいに言いながらとんでもないヘイト活動をする、地獄のように続く構造を目の当たりにして本当に辛く苦しかった。
自分が本気で正しいと思っている人たちの憎しみ合い。
自分は何も知らない、知らないふりをしてる、知ることをしなければいけないんだな…というか正直こういう作品を観るの本当に辛いけど観なきゃな…と思った。
感想がすごく難しい。
最後、デュークへの電話を切ってスカッとしておしまい、みたいなことでは全くないのがすごいというかこの映画の本質なのかなと感じた。
俳優がみんな本当にすごい、特にkkk陣営は自分が役とはいえああいう演じ方をするというのはどんな気持ちなのか…アダム・ドライバーの助演ノミネートも納得。
公式サイトのロン本人のインタビューがとても良かった。こっちも併せて読むといいのかも。
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