藍の字

ブラック・クランズマンの藍の字のレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.9
1978年に実際に起きた白人至上主義団体KKK(クークラックスクラン)を黒人刑事が潜入捜査するというもの。映画は事実に基づきつつも、エンタメとして楽しめるものになっていた。そう、終盤までは。終盤で我々観客は映画の出来事が遠い過去ではなく現在も根強くアメリカ社会に残っていることを思い知らされる。トランプがアメリカ大統領として君臨していることがどういうことなのか。ニュースで単調に伝えられるだけではわからない怒りややるせなさが伝わる良い締め方であった。
藍の字

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