みち

ブラック・クランズマンのみちのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.5

映画自体は悪くないけど、
観終わった後、内容が内容だけにどうしても胸の中にモヤモヤが残ってしまった。

白人警官が黒人を犯人と決めつけたり、権力を乱用したりする場面は、まさに今年5月のジョージ・フロイド事件で、とても嫌な気持ちになった。こういう出来事は、日本ではニュースにならないだけで、アメリカではよく起こっているのだそう。

この映画や最近の出来事をみていると、南北戦争が終わってから150年以上経った今でも、私たちは同じ問題を抱えてることがわかる。

日本にいると、身近に他民族の人がそう多くはいないので今世界で起きているムーヴメントにもピンとこないところはあるけど、暴力や略奪ということだけじゃなくて「平等に生きたい」という人々の訴えにこそ耳を傾けて、自ら動いていくことが大事だと思う。
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