貝

ブラック・クランズマンの貝のレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
4.0
ロン(ジョン・デヴィッド・ワシントン)とフリップ(アダム・ドライバー)のコンビを筆頭に警察署内の雰囲気が良くて軽快なサスペンス。振り返ってみれば上手いこといきすぎてたとも取れなくないけど、当事者達が潜入捜査上アイデンティティを偽らなければならない中でも自己を保てていたり冷静な視点があったり、時には自分を見つめ直したりすることが出来てて信頼できるから、とくに違和感は感じない。アダム・ドライバーの体の重そうな感じがなんかハマっててめちゃくちゃ良い。この感じもっと見たい。

最後に過激派とデモの映像が差し込まれて、これはただの娯楽映画じゃないことをだめ押しされる。そうだよね。一辺倒にはいきませんよね。
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