赤尾慎之介

存在のない子供たちの赤尾慎之介のレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.2
ゼイン少年の演技力に圧倒される。演技初経験なれど、映画の主人公と同じような境遇を生きてきたことでリアリティのある演技になったとのこと。それにしてのあの表情、あの表現力にはやられた。この世界に対する怒りに満ち満ちたあの眼を、日本の12歳には表現できないだろう。ぜひとも俳優を続けてほしい。

監督が3年かけて取材したという徹底ぶりが生かされた脚本も、カメラワークもすべてが秀逸。初めて海豚さんと趣味が合ったかも笑。
赤尾慎之介

赤尾慎之介