ブルク13

存在のない子供たちのブルク13のネタバレレビュー・内容・結末

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

シリア難民の子供が両親を裁判で訴えるノンフィクションなフィクションストーリー

本編はゼインが家出をするまでの前半とラヒルと出会ってから訴えるまでの後半に分けられる気がする
主人公ゼインは身分証はおろか出生証明書もなく、戸籍が存在しない
そんなゼインの両親は、育てられないのにわが子を増やし続ける
ゼインの妹サハルが初潮を迎えたことで嫁がされることを懸念した兄ゼインはそれを隠し通そうと奮闘したものの敵わず兄妹を引き離されてしまう
その出来事に憤慨したゼインは家出をしラヒルと出会う
ラヒルは出稼ぎ移民で雇われる先で身ごもったために不法滞在、違法就労、仕送りもできないという三重苦
就労も偽造ビザで危ない橋を渡り続けているところ、ゼインと出会う
ゼインがラヒルの息子のためにとりあえずミルクとパンツを求めるシーンに感動
この先もラヒルはその子のためにいろいろな工夫をしていく様子がなんとも言えない
テレビを見せてあげるシーンが一番ジーンときた
長くなりすぎたから急だけどこの辺でやめておこう
まとめると、1度見ただけでこんなにも内容が入ってくるほど印象に残る素晴らしい作品ということです。

140
ブルク13

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