Panierz

イメージの本のPanierzのレビュー・感想・評価

イメージの本(2018年製作の映画)
4.5
ずっと観ていたいと思えた。
ゴダールの素晴らしい作品の数々でも、こう思える作品はあまりなかったかもしれない。
あらゆる映画のサンプリングと再構築による映像はブレイクビーツの如く歪で美しく、過剰なエフェクトにより引用元が不明確であることなど最早どうでもよかった。
と同時に、終盤に差し掛かるにつれストレートになっていく言葉には驚きもした。
これが最後となれば綺麗だなと思う反面、まだまだゴダールには映画を撮り続けてほしいという気持ち。
Panierz

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