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「イメージの本」に投稿された感想・評価

木木

木木の感想・評価

3.7
こんな腐敗した世界に怒らない方がおかしい。それでも希望があるってオフュルス『快楽』を引用して終わるメッセージ。不勉強で無知だから、何度も考えることを放棄したくなるけど、不思議と惹きつけられるのは一体なんでしょうね。
kiku

kikuの感想・評価

5.0
ゴダールが元気で映画を撮る。それを見る事ができる。それだけで星5つ!
未々

未々の感想・評価

-
さすがに難しすぎるって泣
そう思うのは私に世界の理不尽さに対する怒りや危機感がないから?

挑戦状というか人生の宿題みたいな
この映画が語ることの意味が分かったとき自分はすごくレベルが高くなっているんだと思います


ソドムの市?エレファント?

1日の歴史を作るには永遠の時が要るみたいな台詞
1つの時代より長く生きるのは芸術が創った"形式"だ、ね

音楽良い
とちこ

とちこの感想・評価

4.5
『イメージの本』

- 現代の映像文化の状況を顧慮しているのではないか。YouTubeに自身の作品の予告編を載せるぐらいだ。「溶解的結合」をあえて行わないのは、その過程を観客にゆだてねていると考える。なぜなら、今ではスマートフォン1つで誰もが自由に映像を撮れ、編集できる時代であり、YouTubeなどに自分が編集した映像をあげられる時代となっている。その過程を促しているとも考えられないだろうか。
- ゴダール の音と映像のミキシングがすごい。特に無声映画に変な音をつけていたりする。たとえば、槍が刺される映画のショットのところで、鶏っぽいような声をミキシングさせる。
- 映像の解像度を極端に下げることによって、人物の輪郭も曖昧になっていく。
- 絵本の読み聞かせなんだと改めて思った。
- 1回目と2回目見たときの間にかなりの差があった。
- 「1つの世紀が次の世紀の中へ溶けていくとき、旧来の生き抜く術は新しいものに作り変えられる。後者をわれわれは芸術と呼んでいる。」

1.リメイク
- めまい

4.法の精神
- (33:30) 大地のしーん。
- (53) モンテスキュー
- (34) ゲームの規則らしきもの、
商業的に映画を作ることを辞めた、ゴダールの遺作。

過去にゴダールの観てきた映画が断片的にコラージュされ、比率・色彩・テーマ性の異なるカットが1つのイメージ(作品)へと変容する。 中には日本の映画もありました。

ゴダールは差し迫っている死を受け入れ、後世にメッセージを投げかけます。「平和」と「抽象的」であることが問われ、私達は多角的な視点を潜在化し、自分の意思を熟慮させられます。その作業はまるでアートに触れた時の感覚に並びます。

定期的にゴダールを欲する衝動がある。世に愛されるフランス的映画のアンチテーゼを主題にしているところがゴダールらしさだと考えます。
eddiecoyle

eddiecoyleの感想・評価

4.1
映画史と地続きな映像のサンプリング天国は電気ビリビリ風でいうと「すべての映像をかっぱらえ でも停電だけは恐ろしい」って、こんなクソジジイのやることが現代のトレンドに一番近い位置にいるってのが怖い。画面比がちょいちょい変わるやつ、黒い余白を嫌う何かがあるのかと思ってパンフ読んだら、元ネタをVHSから旧式のTVを介してDVにダビングした際のTVの挙動(おそらくセルフワイド)をそのまま残したとか言ってて、ゴダールがやると何でも裏があるようで得だよなって思った。これほど意味不明でおもしろいものってゴダールしか許されてないわな。
もっと奇を衒っているものを想像していたが、純粋に運動の快楽を与えてくれるようなコラージュの連続で、気持ちよかった。サンプリング以後のマナーで1910年代の映画を再現しているように思える。要するに、有声で無声映画を。その点でも映画礼賛として感慨深くなってしまう。ゴダールは黒味で語ることができると信じていると思う。
Toku

Tokuの感想・評価

4.8
気になった言葉
1つの世紀が、次の世紀の中へ溶けて行くとき、旧来の“生き抜く術”は新しいものに作り変えられる。後者を我々は芸術と呼んでいる。1つの時代より長く生きるのは、芸術が創った“形式”だ。いかなる活動も芸術になるのは、その時代が終わってからだ。その後、その芸術は消え去る。

偏見が生じるのは、物事を知らぬからでは無く、自分を知らぬからだ。
惹句

惹句の感想・評価

4.6
ゴダール流コラージュ作品。
『イメージの本』という名を冠するだけあって、社会派なメッセージが想像力豊かに盛り込まれている。観る人によってはなんのことやらわからない。
私も全てを理解し切れたわけではないが、異常なまでの没入感は得られた。
個人的には『霧の中の風景』が引用されていて嬉しかった。
コントラストや明るさをいじり倒した映像のコラージュに、ゴダールの独語がつらつらと…。興味を惹くが全く理解できずに90分が過ぎた。
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