えりみ

ドッグマンのえりみのレビュー・感想・評価

ドッグマン(2018年製作の映画)
4.3
試写会で。
2018年カンヌ国際映画祭パルムドッグ賞受賞作品ですが
犬が主役ではありません😅
ポスターに出てる垂れ耳グレートデン?はチョイ役で、
受賞犬は主人公の飼い犬ビーグルだと思われます。
もしかしたら
掴みと中盤で見せ場のあるピットブルかもしれませんし
体の大きさの割りによく食べるパピヨンかもしれませんけど。
他にも数種出てきますが
猫派なのでこれ以上はわかりませんデシタ🐶

イタリア料理が嫌いなので
普段イタリア映画も観ません😑が、
今年観た「愛と銃弾」にドハマりして🤩
劇中に登場したナポリのスカンピア地区が気になったので
「ゴモラ」て映画をclipしてるんですが、
その監督の最新作です(原作を読んだだけで映画は未見、この監督作品はお初)。

舞台となる小さな町は
陽気なイタリアのイメージゼロ😨
天気も良くなけりゃ若い娘もいない😱
ミニスカンピア地区って感じで荒涼としてます😓

ジローラモやベリッシモみたいな
伊太利亜伊達男が大嫌いなんですが、
主人公は彼等とは真逆の貧相な小男で
同じイタリア人とは思えず好感度UP😌
流石イタリア人というべきか、
ヒトラーみたいな髪型の冴えない彼でも
一度は結婚して娘がいる設定なので驚きますが😨
見た目同様に
人生も冴えない彼に押し寄せる
不条理を見せつけられる映画です😥

イタリア版のび太とジャイアン😂
て表現をされてる方がいましたが
正にその通り😃
すっかり見逃してたんですが、
2018年カンヌ国際映画祭主役男優賞も受賞してました💦
冴えないマルチェロ
(役と同名俳優、俳優なの❓)に
最後まで目が釘付け。
ラストシーンの長ーいタメのカットが何とも言えませんでした😯

虐げられ可哀想な彼ですが、
正業で食えず売人やったり故買に手を出したりと
犬好きなだけで基本チンケなクズですから
共感を覚える人は少ないかもしれません😛

観る前の一番の懸念材料は
「犬に人肉食わせるんじゃなかろうか🍖⁉」てコトだったんですが、
そういうオチにはならないので
愛犬家の方はご安心を😄

あ、
シモーネ(ジャイアン)が1回犬を蹴るシーンはありますけど😡
女っ気は殆どありませんが
1回だけストリップクラブでアゲアゲシーンあります💃
ビクトリアシークレットエンジェルかと思いました😍

基本ドンヨリしてますし、
イタリアらしさは
町の仲間とするフットサルとパスタぐらいしかないですし、
スキューバダイビングのシーンも全然透明度無いんでキラキラ感ゼロなんですけど、
時折ハッとするカットがあったりして
個人的には当たりでした🎯🐾

東宝さんの試写室より
キノフィルムズの試写室方が上等だったせいもあるのかもしれません😌
えりみ

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