序盤はひたすら老いも若きもスペイン女性の美しさが光狂う。出てくる女性出てくる女性、みな美しい！Bravo！そんでもって結婚を心からお祝いし楽しむのは日本の肩肘張った結婚式よりいいね。日本だとご祝儀が幾らだの食事がどうだの引き出物がショボいだの、つまらんことでいろいろ揉めるから、この形式が良いと思う。
そして肝心の話はとても胃が痛くなる。子どもというには少し成長しちゃってはいるけど、まだ少女が突然いなくなったら他人だってハラハラする。なんでど素人が顔つき合わせて相談してるよ、早く警察に連絡しろと、イライラ。そんなところもちょっと呑気なラテン系なのか？それとも田舎特有の村社会の悪いところ全開なのか。あらすじも読まずに観始めたからイライラキリキリ。村のことは皆が皆、誰が誰とどうしたこうしたってことまで知れ渡っていて、田舎嫌いとしては汚物を見せられてるようで吐き気もする。結婚式に到着早々の美しきペネロペクルスが見る影もなく衰弱していくのを見ているのが苦しい。
後半で関係性も犯人もわかるんだけど、それがひたすらツラい。人間関係は可能な限りシンプルがいいね。複雑だと嫌でも様々な思いが交錯してしまう。
終わりがスッキリしないのはお国柄？話は悪くないけど、長い時間苦痛を味わうのでもう観たくない。犯人の予想はまたしても外れたし。胃が痛い。
