テッド・チャンの『理解』が何となく過った映画だった。
副産物で超人になったり、超人対超人があったり。
黒幕がなんとなく察しがつくと思ったら普通に騙されてビックリしました笑
言われてみればベタなので、勘がいい人はすぐ分かるのかもしれないけど私は普通にビックリした。笑
ただ、なんとなく考え出すと矛盾しているようなしていないような…
何年の設定かは分からなかったのですが、冒頭の近未来感は油断していたら直ぐにやってきそうな感じが余計に怖かった。
『攻殻機動隊』の義体化とか電脳化みたいな設定が出てくるのでSFに馴染みがないと面白いストーリーの前に、世界観に入り込めないかもしれない。
テクノロジーに囲まれた世界で、主人公はクラシックカーの整備を生業としてるIT嫌い。
最大手ではないみたいだけど大手IT系でバリキャリ奥さんとの対比用のキャラ付けかと思ったら、いい伏線だった。
脚本含めてリーワネル監督なので、期待を裏切らない出来だなって感じです。
IT業界の寵児みたいなキャラがいい感じです。
感情乏しい天才感というか孤独感がステレオタイプに画かれててめっちゃ好きでした。
仮想現実に関してはすぐそこまできてますね。