watarihiro

アップグレードのwatarihiroのレビュー・感想・評価

アップグレード(2018年製作の映画)
4.2
劇場鑑賞88本目

夜、車の自動運転中に事件は起きた。夫婦のアシャとグレイは車は自宅と反対方向に向かってる事に気付く。そしてハイスピードで突っ込み横転した。車からでるが4人組の男が現れ、アシャとグレイに発砲。アシャは死亡しグレイは目覚めると半身不随になった。グレイは車いす生活となるがアシャと同じ会社で働くエロンが訪ねてきた。エロンは自分の開発したAIチップ、ステムを持ってきて、それを身体に埋め込むと元通りの体になれるものだった。首の骨にチップを埋め込み、グレイは歩けるようになるが、頭の中から声が聞こえた。それはそのチップの声の主だった、、、。

個人的に見に行って後悔しなかった作品でした!全身麻痺になった主人公がAIの力を借りて復讐。非公表の試作品なので表向きは全身麻痺を装って着々と殺人犯に向かっていく復讐劇。

全体的に暗い中、次々と敵が出てきてスリラーチック。そして人間とAIのコンビ。残虐な描写ありつつも、AIに支配された人間のアクションはクリエイティビティがあって楽しめました。残酷な描写はちょっと焦りましたけど。

エンディングはアップグレードしすぎたAIに対する懸念?いずれにせよモヤモヤする終わり方。現代だからこそできた作品。何かメッセージ性みたいなのが強く感じました。
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