このレビューはネタバレを含みます
やっと見た。最高です。
見終わった後の爽やかさは一級です。
なんか腹立つけど、もっともな事も言ってて、明るく芯がある主人公役、大泉洋さんしかできないのでは。
"障害者だからってそんなわがまま言っていいと思ってるの?"
これめちゃ難しいと思って。
ある種、対等な関係で相手を見ているからこそ言えた言葉。よくある"可哀想"視していない(可哀想に見えない主人公も尊い)。
きっとこの疑問を自分の中で押し殺さず、真正面から向き合う事がスタートなんだろう。
目に見える身体障害だけでない。いわゆる"ふつう"に見える発達障害もそうだ。
なんでこんな事もできないの、なのになんであの人ばっかり優遇されるの、いつもフォローばかりさせられる、、
だって出来ない事は出来ないんだもん。
障害の知名度は高まり、表立って非難する人は少なくなったように思う。彼らの活躍を願う、諦めなくて良い場所づくりをする人も、少しずつ増えているように思う。
必要なのは周りにいる一人一人の理解。そして本人が負い目を感じず、自然体でいられる社会。つまり、出来ない事は出来ない!って胸を張って言えて、補い合える社会。
健常者だって、生き生きのびのびできるかは環境次第。みんなが生きやすい社会に。
していきたいな。