ちは

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のちはのレビュー・感想・評価

3.8
これ実話だったんですね。介護なしでは生きられない筋ジストロフィーという病気にもかかわらず、鹿野さんは病院や施設ではなく、自立して生きることを諦めない覚悟に涙した。

大泉洋さん、どの役をしても笑ってしまうのは私だけでしょうか…。 自分勝手言いたい放題の筋ジストロフィーの鹿野さんを演じた大泉さん最高だった。

障害者が人の手を借りることは恥ずかしいことではない!と鹿野さんがきっぱり言っていて、かっこよかった。体は不自由だけど、健在者と同じで心は自由だから、わがままもありだなって思った。
障害者とボランティアは"対等"であって、お互いに信頼してるからこそ、鹿野さんとボランティアの良い関係で生活できていたんだろうな。
明るくて前向きで、アメリカに行くために英検二級取るために必死で勉強している鹿野さん、ほんと素敵だった。

自分勝手な鹿野さんの周りにはボランティアで集まってくるのは、彼の愛おしいキャラクターと正直な性格だからだろうな。
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