りょー

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のりょーのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

正直なところ始めはタイトル薄っす!と思っていたのですが、じわりじわりこの映画の雰囲気をうまいこと醸し出してるなぁ...と思うようになってきました今日この頃。

死の描写がカットされ「生きる」描写に注力し構成されていたことに、この映画の堅固な意志みたいなものを感じます。

鹿野さんの幼少期写真の回想で筋ジスの診断を下された後、母の涙が夕日になる演出とか、最後の手紙の文字がところどころ滲んでふやけていた演出とか「なんだかグッときた〜!」でした。

ドラマ「僕のいた時間」で親の病院を継ぐために志していた医者の道を挫折し、就活する大学生のALS患者タクトを演じていた三浦春馬が本編では一人一人に寄り添えるドクターになれたのはとても感慨深い...

別の作品を関連づけるのは如何なものかと思うけれど、別世界で医者志望を諦めなかったタクトのイメージが払拭できない!この映画を観た方は「僕のいた時間」も観て欲しいっ!

余談ですが、衣装と童顔が相まって高畑充希の幼さ(容姿的な意味)に少し驚いたのですが、ベッドインする直前のあの静かでぎこちないシーンでは無茶苦茶色気が溢れていて萌えました。

おっぱいさわりてえ
りょー

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