ゆき

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のゆきのレビュー・感想・評価

3.7
人生を賭けた「わがまま」

悲観しすぎない人生の送り方が詰まってた。
「頼る勇気」というフレーズが一番印象的。
母親の溢れるほどの愛情を感じながら、突き放す強さ。
人を支える覚悟の元集う人たちも、ただただ凄い。
適材適所の配役でした。特に渡辺真起子さんが好き。
人の人生をきゅっと詰め込んだ一作。
夢と目標は生きるなら欠かせない。活き活きとしてよう。

***
難病を患う男性の元に集う多くのボランティア。家族や病院に頼らず自立生活を送るその男性は、自分自身に素直に生きるがゆえにワガママにも見えるが、叶えたい夢に向かって実直に過ごしているのだった。
ゆき

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