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アースクエイクバードのはのレビュー・感想・評価

アースクエイクバード(2019年製作の映画)
4.0
あらすじ
80年代日本。
翻訳業のスウェーデン女性ルーシーが蕎麦屋のテイジと付き合ってたら、後から来たイギリス女性リリーがテイジと仲良くしだしてルーシーイライラ。
しばらくしてリリーが死体として発見され、ルーシーに疑いがかけられる。

感想
最初の御茶ノ水駅の画面からもう好きだった。
とにかくロケーションと撮り方と雰囲気が好き。
ストーリーは面白いのか分からないけど、一つ好きな部分があると、全部よく見えるので、自分には内容も面白かった。
アメリカ製作、日本舞台ということで、外国人が撮った日本の風景なんだけど、撮った方は日本にも住み慣れて居て、海外から今日ロケハンに来ました、という感じはない。
それでもやはり日本人の視点とはちょっと違う違和感はあって、その辺が自分は好きなんだと思う。

わたしは自分のことを、クマの群れの中の茶色いパンダ(映画であった喩えでいうと、アヒルの群れの中の鴨)だと思ってる節があるので、その辺の微妙な違和感のある視点が感覚に刺さるんだろう。

観光地は観光ビデオみたいだった。
でも好き。
それが好き。
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