このレビューはネタバレを含みます
おとぎ話をなぞってるからしょうがないけど、ストーリーが薄い。
実写としてリメイクして良かった点は、映像美だけだと思う。
◾️お願いは詳細にしなきゃいけないのにジャファーは「最強の魔法使いになりたい」とお願いしたからランプに閉じ込められてしまった。←たしかに“最強の魔法使い”の定義が曖昧だけど、ランプに閉じ込めるまで融通できるなら一個前のお願いでもできてたのでは?と思ってしまった。
(原作通りだからしょうがないけど)
◾️魔神がアラジンとジャスミンに感情移入してしまっていること。こっそりアラジンを助ける場面があってお願い事の意味ないじゃんと思った。
◾️魔神がアラジンと仲違いした時、「そんなやつだと思わなかった」って失望してたけど、そんな失望するほど仲良かったっけ?思い入れてたっけ?ってなった。アラジンに期待しててそれを裏切られて失望するなら、もっとアラジンが“ダイヤの原石”たる所以を描写したほうが良かった。
通りすがりの人に急に失望される感じ。
◾️おとぎ話だからしょうがないけど、ジャスミンとアラジンがお互いどこに惹かれたのか不明。ほぼ一目惚れ。
実写してリメイクするなら、ストーリーも少し手を加えたほうが良かったと思う。