Erika

アラジンのErikaのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
4.8
アラブ風の宮殿や町並み、衣装などアニメの世界観がより豪華に映し出され、その世界観に魅了された。

ジーニーの魔法や洞窟、空飛ぶ絨毯などがCGにより壮大に再現されていて圧巻。
それだけでなく実写版では、アラジンとジャスミンのバックグラウンドやジャスミンの姫としての志が丁寧に描かれ、侍女や兵士も登場するなど真実味が増し、より深いストーリーに。
女王になるという夢を持つジャスミンは、現代女性の理想像が写し出されていた。

ジャガーはアニメ版では悪としてデフォルメ化されていたので、最後にランプの押し込められる場面は爽快感もあったが、実写では生身の人間が演じているせいか、少し同情してしまった。

ジーニーは、最初ウィル・スミスそのままの感じがして違和感があったが、気づいたら周りと馴染みジーニーとして見ることができた。
ウィル・スミスの演技力のためか。

結果としてアラジン、ジャスミン含めキャスティングにも満足。
ディズニーアニメの実写化の中で一番の作品だと感じた。
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