このレビューはネタバレを含みます
ジーニーもとい山寺宏一ファンの自分にとっては最高の映画でした。
まず配役ですが、ジャファー以外は完璧だと思います。
映像、歌、ダンス、鳥肌立ちます。
フレンド・ライクミーの部分なんて「自分はこんなに目が開くのか!」てくらい圧倒されます!
映画の本気を見た気がしました。
正直スコア6あげたいくらいです。
ただこのスコアにした理由は
ジャファー役が個人的にはマイナスだった事…。
アニメジャファーのあの周りを見下す目。妖艶な態度。沸き出る悪役臭。
実写版にはそれが無かったように感じました。
ジャファーのファンも多いらしいので、もう少しイメージに近づけても良かったかなーと思いました。
あとこれはディズニーならではのストーリーなので仕方ないんですが、合理的な性分の自分にとっては少し強引かなーと感じました。
また、アラジンの吹き替え声優が初挑戦という事もあるのか、正直違和感がありました。
歌声は綺麗でしたが、「声優っぽさ」ではなく「俳優っぽさ」が出てしまっていました。
「俳優を使うな」とは言いませんが、吹き替え派の自分にとってはとても重要な事なので、きちんとこだわって欲しいです。
なので辛口気味でこのスコアにしたのですが、昨今の映画としては素晴らしいので『アラジン』を知らない人でも楽しめると思います。