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アラジンのもものレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
3.1
(微ネタバレの恐れあり)

ディズニーの実写、意外と好きです。
今回のアラジン、シンデレラや美女と野獣、マレフィセントで、
「現代的な解釈」が加わるとより物語が納得できたり、すとんと腑に落ちたり、そういう方向での解釈もできる物語だったのかー!と気づかせてくれるのも面白くて。そして音楽や歌詞の良さも割り増しで感じられます( ; ; )
アラン・メンケン作曲、不朽の名作。

最近のディズニーは、プリンセス像がどんどん自立していて、その変遷が非常に気になっています!
ジャスミンは、自立・知性・優しさ、のみならず、伝統を打ち破ることまで果敢に挑戦し、同じ女性として嬉しかったです。
自分らしさ、自分にしか出来ないことだと信じているお仕事への真っ直ぐな姿勢。勇気をもらいます。

そして建物が興味深かったです!(予想外の設定に、最初は違和感ありました)
鑑賞前にサントラを聞いたのですが、アラビア半島よりもインド寄りの設定?と思い観始めました。

しかし本編で建物を見ると、トルコの寺院とか、色んなミックスがなされてるみたいで、シーンによってモチーフにしてる地域が違う気がしました!
日本っぽさ(しかもいろんな時代)も取り入れられてて!驚き!ユーラシア大陸を大冒険。

実在する文化をミックスさせて、そういうミックスの仕方って実際は存在し得ないよね、、結局どこにあるんだろうアグラバー?っていうファンタジーを、建物から伝える。
そういう表現があるのか!なるほど!と思いました。図鑑見てるだけでは生まれない発想、、勉強になります!!
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