ユキノナーニー

ペット・セメタリーのユキノナーニーのレビュー・感想・評価

ペット・セメタリー(2019年製作の映画)
4.5
『#ペットセメタリー』
1/17(金) TOHOシネマズ新宿 にて。

スティーブン・キングの小説
『ペットセマタリー』(1983年)
1989年に映画化されたものの
再構築での再映画化!
〈悲哀なる"禁忌"ホラー〉
正にココにあり!!

31年前(何より1番の恐怖)、
ホラーと言うだけで震え上がり、
彼に映画館へ無理矢理連れられ
恐怖で観たものだが。
本作は
「愛する者を生き還したい」が、
自然の摂理に逆らってはいけない!
という死生観がまざまざと描かれていて~

私事だが、
13歳になる老いを認めたくは無いが
様々目に見え衰えて来た愛犬を飼っている身には、
冒頭より、愛猫が事故で死に、
〈禁断の地〉の【ペットセメタリー(動物の墓)】で
生き還らせるシーンから
胸が傷み、辛かった。
その後の展開も、恐怖もありつつも
切なくたまらなく、
一気に引きこまれ、
辛いまま一気に終わっていた。

でも辛いが~
十分、楽しめる(という言葉が適当か解らないが)映画に仕上がっていた♪

観る価値は十分にありです!
私は本作アッという間で、
悲しくも面白かったです♪

ペットでも、子供でも、恋人でも、
愛する者を持つ者には
特に胸に刺さると思います😭

「見た目は同じでも全く別人」
それも「〈悪〉として生き還る」は辛過ぎるよ!!
そこにスティーブン・キングの死生観、
犯してはいけないメッセージが書かれているのかと思う。

「ムカデ人間」や人食べちゃう的ホラーは未だに観られないが、
(『羊たちの沈黙』が読めず、観られなかった位→結局観てしまったが♪)、
ムチャ怖かった『呪怨』も当時彼に引っ張られ観たり、
韓国の人間的エグい映画や、
もういつの間にかホラー「怖いモノ見たさ」で観まくり♪
#藤井秀剛 監督『#狂覗』、
新作『#闇國』0号試写を特別観させて頂いたりして世界観に魅了されたりしているからか、
いつの間にかホラー得意分野に😅


当日、本作観てから別のスペシャルイベントあり。
24歳の若き才能ある映画監督を、
彼の映画祭、仕事、宣伝に繋がったらと
誘っていたのだが~
「『ペットセメタリー』観て来た!
ベースは昔のままだけど楽しめたよ♪」
という私の言葉に、
彼が「エッ!『ペットセメタリー』って、リメイクなんですか?」
で目の前で検索され、
「僕の生まれる前だっ!!」
そりゃ彼24才、前作31年前だものね。
それが何よりものホラーでした💥
怖いねー😱




#スティーブンキング
#映画好きな人と繋がりたい