島田大輔

七つの会議の島田大輔のネタバレレビュー・内容・結末

七つの会議(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

会社の体質。
断れない日本人の悪なのか、それに負けないように努力する善なのか。
最終的にはトカゲの尻尾きりになるのかなぁ。
終身雇用の時代が終わった現代。
自分が楽しくない時間を過ごす事の損を考え直さないといけないのだろう。

自分のやりたい事、すべき事って
なんなんだろう。

池井戸潤原作
福沢克雄監督
TBS敏腕P.生粋の慶応ボーイで福沢諭吉の玄孫(やしやご)
半沢直樹のメンバー総動員で映画を。

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず、、、。

『会社のすすめ』なのかもしれない。

ただし、
「この世から不正はなくならさい
絶対に。人間は愚かですからね。
侍の生き様。。。」
と締め括る

日本人とDNAが忠誠心が美徳、
自分の意見を通すと負けた。
負けたものは浮かび上がらない。
その人間としての弱さが、無神教の日本人に重く問われる。

歌がボブデュランというのも感慨深い。