KaZui

ワイルド・スピード/スーパーコンボのKaZuiのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

💬『ワイルド・スピード(原題:Fast & Furious)』(以下、『ワイスピ』)シリーズのスピンオフ作品。元アメリカ外交保安部(DSS)捜査官で、シリーズではお馴染みのルーク・ホブス(演:ドウェイン・ジョンソン)と元MI6エージェントで、『ワイスピ』7作目の敵でもあるデッカード・ショウ(演:ジェイソン・ステイサム)が、とある組織によって肉体改造を施されたブリクストン(演:イドリス・エルバ)と対決する。スピンオフながら、本家シリーズに遜色のないド派手なアクションが魅力だ。ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムの2人はともに、アクション映画主演時には「絶対に負けない安心感」がある。2018年公開の『MEG ザ・モンスター』においてもジェイソン・ステイサムならば太古の巨大鮫とも戦えるだろうと考えたし、同じく2018年に公開した『ランペイジ 巨獣大乱闘』でもドウェイン・ジョンソンであれば巨獣ですら倒してしまうだろうという謎の期待感があった。そんな最強の2人がタッグを組むのだから、公開前には、彼らに敵う相手などいないのではないかという不安があった。そんな私の不安をよそに、彼ら2人と対峙するのは、人間を超えた能力を持った「超人(スーパーヒューマン)」である。「悪のスーパーマン」を自称する存在の登場にいよいよぶっ飛んできた『ワイスピ』の世界観だが、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムを敵にまわすのであればこのくらいは必要か。観客へのサプライズも満載で、監督のデビッド・リーチは『デッドプール2』の監督もしており、その縁からかライアン・レイノルズがサプライズ出演(クレジットなし)し、CIAの捜査官・ロックとしてホブスの友人役を務めた。また、『セントラル・インテリジェンス』やリメイク版『ジュマンジ』などでドウェイン・ジョンソンと共演していてプライベートでも仲の良いケヴィン・ハートや、『ベイビー・ドライバー』のダーリン役でその美貌から目を離せなくさせたエイザ・ゴンザレスも武器ディーラーのマルガリータとして登場。ただでさえ豪華すぎるキャストに加え、これらのカメオ出演者がスクリーンで観られるのはまさに壮観である。デッカード・ショウの妹であるハッティ・ショウ(演:ヴァネッサ・カービー)もまた魅力的な人物の1人。アクションをこなすクールな女性は格好良い。また、運転するホブスのハンドルと身体の間に彼女が入るシーンがあるのだが、なんとも言えないセクシーさを感じた。今回はオーウェン・ショウ(演:ルーク・エヴァンス)の登場は残念ながらなかったため、ショウの一家が全員集合する作品を1度観てみたいものだ。

初鑑賞:不明
鑑賞方法:映画館(場所不明)
2019年213本目。
8月5本目。

🗣素晴らしいアクション。期待以上のものが出てきた満足感。IMAXで観たかった。これは本家『ワイスピ』の9作目にも期待が高まります。ライアン・レイノルズは、いつも通りのライアン・レイノルズでした。この人、世界一セクシーな男のはずなのに、やれデッドプールだのピカチュウだのイカれたCIA捜査官だの面白い役ばかりですね。そこが彼の魅力のひとつでもありますけれど。

再鑑賞:2019年12月11日(2回目)
鑑賞方法:Blu-ray
2019年299本目。
12月7本目。

🗣Blu-rayを購入したので再鑑賞です。ホブスとショウ、2人のママがどちらも魅力に溢れてて素敵。それと、ライアン・レイノルズのシーン全てで毎回ニヤつく。それと、今回は吹替版を鑑賞したのですが、耳が喜んでました。
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