自然
あくまで夫婦の話、そして家族の話。
抑えきれない感情が露わになった後、我に返る静けさがすごくリアルだった。
ユーモアと愛情で溢れる夫婦の唯一の課題。決して「自然」ではなくても子供を求める。
リミットに追われ他の家庭と比較するから、疲労はより蓄積する。
ちょっとしたかけ違いが起爆剤になるし、絆にも繋がる。
生き方に保障が見えないときと自信がない時の象徴がセイディ。ただ、純粋なだけなのに言葉で誤魔化そうとする感じ。
静かな物語だけど、ぐっと引き込まれる時間だった。
すごく心地の良いエンディング。ほっとしたのかポロっと泣いてた。
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40代を迎えた一組の夫婦は体外受精に最後の希望をかけた。長年の不妊治療は多くの選択肢を与えるが、重荷にも変わり始める。姪と一緒に過ごす中での変化を追う。
