汽笛の音で目を覚ます

絶海9000m/ブルー・フィアーの汽笛の音で目を覚ますのレビュー・感想・評価

1.5
いっときのテンションに身をまかせて海に飛び込んでしまった男女7人。後から船に上がるための梯子を出し忘れてたことに気付いて、さあ大変。という内容の海の上を舞台にしたサバイバルスリラー。

とまあ、なんともおバカな筋書きで、あらすじの時点でつまんなそうな臭いがプンプンしてくる。だけどポルトガルの映画ってあんまり見たことがないと思い、思い切って鑑賞。やはりスコアに違わず、色んな粗が目立つ作品でした。

まず前振りが長くて、こんなことを言ってしまったら元も子もないんだけど、さっさと海に飛び込んでくれないかなー、とか思っちゃった。

そして、あんなに時間を使って説明した人間関係なのに、後々にそれが活かされるような展開がほぼなかったのも残念。

あと、海の上でのカメラワークがわりと最悪。画面も暗ければ、画角も分かりづらくて、終始見づらい印象を受けてしまった。

とはいえ、人を選ぶような怖い描写もほとんどないので、ゆるく「よし!酷い映画を見るぞ!」って感じのテンションで見ると楽しめそう。