このレビューはネタバレを含みます
何にも知らなかった。歴史、手話と口話、医療、学校。
食事の席でテーブルをバタバタ叩くシーンがあったけど、聴者と呼ばれる自分たちは行儀が悪いからやってはいけないと教わるけど、それはあくまで聴者が決めた聴者にとって都合のいいルールやマナーであって、万人に通ずるって訳じゃないなと。あの振動とかで感情を共有してるように自分にはみえたので、なんというか、常識は一つじゃないんだなと。沈黙が気まずいと感じる人もいれば、心地良いと感じる人もいる。
今まで見えていた世界を別の角度から見せてくれる作品だと思った。