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おとなの恋は、まわり道のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)
4.0
イケメンだけどヘンクツなフランク(キアヌ・リーブス)。美人なのにドクゼツが止まらないリンジー(ウィノナ・ライダー)。気がつけば、“おひとり様"記録更新中のふたりが、豪華でロマンチックなリゾート婚に招待された。楽しいはずのお祝いの旅だが、ふたりにとっては悪夢だった。花婿は、フランクと絶縁中の異父兄弟で、リンジーを捨てた元婚約者だった。出会った瞬間から、互いに感じの悪さを感じたふたりだったが、飛行機もディナーの席も、ホテルの部屋まで隣に! 口を開けば意見は対立、バトルを繰り広げるふたりだったが、思いがけないときめきが舞い降りる。
果たして、まわり道を続けるふたりの恋の終着点は―――?
上手くいかない人生の中でいつしか偏屈になり、毒舌を吐いていても心の中で絆や幸せを探している拗らせたふたりが、ぶつかり合いながらも放っておけない想いを相手に抱き、絆を育てていきたいと思い始め一歩踏み倒すまでを、キアヌ・リーブスとウィノナ・ライダーの二人芝居で描いていくのが、キャリアの中でいろいろあった二人だからこそ拗らせた大人のリアル感がありつつどこかチャーミングな魅力もあり、ラストのオチがじんわりくる大人のロマンチックコメディ映画。
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