このレビューはネタバレを含みます
っっっはー！！
アイデア勝負の低予算映画だと思っててすいませんでした。
え？ すごいな……見せ方と展開めっちゃ面白かった……。
PCも情報も警察に渡さなくていいの？家族がこんなに操作に関わってていいの？ってとこは若干ひっかかるものの、そこさえスルーすれば超面白い映画だった。
設定と、情報の追い方・見せ方がすごく楽しい。
PC画面内でだけ進んでいく、っていうの、 大量の情報をサクサク見せていくのにすごい向いてるんだなあって驚いた。
会話は通話やメッセージで、時には携帯で。
心の揺れは表情と打ちかけてやめる文章で見せていく。
伏線もあちこちに散りばめられていて、でも色んな可能性を見せながら進んでいくから、なかなか予想を絞りづらくて面白い。
主人公より観客の方が一足（あるいは二足三足）先に気づく場面も多いと思うんだけど。
嵐云々の流れはスルーしてたんで、最後の最後、「２日だ」っていったとき思わず「は～…！（なるほど～！）」って声出てしまったわ。
情報と情報がつながる気持ちよさ～。
弟くんが作ってる料理のチョイスとマリファナ、
「誰か来たから」って電話を切る流れ、
ニュースやまとめサイトの画像と誰かのアイコン、
アイコンとHPの画像がつながっていくのも分かりやすい。
母親が管理していた娘の同級生のアドレス帳の中に、
「マーゴットのことが好き」って書かれてる男のこ居たよなぁ。あれがそうだったのかなぁ…さすがに名前は記憶にないなあ。
