失踪した娘をPC上で追う父親を描いたSNS時代の大傑作ミステリーの誕生。
全編PC画面だけで進むというワンアイデアでは終わらない高度な映画的見せ方に監督の手腕を見ましたね。
ウェブカメラに顔が映っていなくとも、文字の打つスピード、文面や打ち直し、クリックのタイミング、フォルダの整理のされ具合等でデビッドの感情がPC上でわかる巧みな演出により描かれるストーリーにハラハラし、引き込まれ、笑い、涙しました。
純粋にミステリーとしても非常に楽しめましたし。
また、PC画面だけで進むとは言え、ズーミングやトリミング等、観客に伝える技法は惜しみなく使うし音楽も流れるのは良い意味で劇映画的で正解だったと思います。
お陰様で冒頭5分で号泣する羽目になりました。
評判いいのでかなりハードル上げてましたが、予想以上の完成度に興奮冷めやりません。
誰が見ても楽しめる1本だと思うので、今すぐ劇場にGOです。
※コメント欄に疑問に思ったことを書きました。なんだったのかアレは?