仮COOKsang

戦慄の絆の仮COOKsangのレビュー・感想・評価

戦慄の絆(1988年製作の映画)
-
なんと、Leminoで配信してました。
あと『裸のランチ』もあった気がする。

産婦人科医の一卵性双生児たちがアイデンティティを求める話。
ジェレミー・アイアンズが一人二役。
知らなければ、一卵性双生児とは言っても(見た目)似すぎだろ!と突っ込みたくなる。
それくらい演じわけがすごい。
気づくまで15分くらい掛かりました(笑)
ジェレミー・アイアンズ若いし…

ウジウジしてハッキリしない弟を自信は満々な兄がフォローするから、弟が兄に依存かと思ったら兄は弟を助けることがアイデンティティなもんで、結局依存し合っている。
ここに親目線が入ったら、お前ら自立しろってなるはず。
そこに一人の女性が入り込むことで、保たれていた精神バランスが崩れていきます。

本来、兄弟や姉妹ってこんな感じで助け合って生きていっていいはずなのに、双子にしか理解出来ない距離感というものがあるのかな、なんて考えたり、ちょっと難しかったです。
ホラーというよりサスペンスっぽく、面白かったです。
赤が良かった。
仮COOKsang

仮COOKsang