戦慄の絆の作品情報・感想・評価

「戦慄の絆」に投稿された感想・評価

婦人科医の一卵性双生児の兄弟、二人が治療室で謎の死を遂げるという実話を元に作られたらしい。

なんでも共有してきた二人。仕事も女性も名声も。いつだって一緒、二人で一つ。ある日奇妙な形の子宮をもつ女性が現れ、二人のバランスが徐々に崩れだしていく。

目で見える限りでは一人と一人なんだけど、二人にとっては心も体も一心同体。切断手術したところで結局一人では生きていけない…実際のエピソードもこうだったとしたら不遇すぎて切ないわ。

まぁでもしかし、切なさ以上にやっぱグロかった〜w いや、ギトギトグログロな描写は殆どなかったので語弊が…エグいを通り越してのグロいという感じ…。

真っ赤な手術シーン、冷たく硬いシルバーのオーダメイド手術道具(奇形すぎて拷問器具にしかみえない)こういったいかにも恐怖なモチーフを美しく魅せて、望んでもない背徳感を味わわせるかんじ、まるで監督に恐喝されてるみたいで怖いよぉぉ。ドラッグに堕ちていく様子もこっちまで頭おかしくなりそうだった。双子ていう設定も視覚的に混乱するし。

やっぱり手加減しないクローネンバーグさん…。しばらく頭くらくらですわ…。でもまた見たいw
Katongyou

Katongyouの感想・評価

3.4
ジェレミー演じる双子の区別が途中から本当にわからなくなった。弟さんが薬ずけになる姿を見ていてこっちまで気分が悪くなってくる。。
外見よりも中身だよ。美しい○臓とか、ってそっちかい!!笑
まあクローネンバーグあるあるなんですが。そこそこ面白かったです。
ジェレミー・アイアンズ
×ジェレミー・アイアンズ。

“ジェレミー・アイアンズ・スクエア”だね。
最高の掛け算じゃないか…!
できれば、1954年の少年期での
スクエアを見たかったけどな!♪(笑)

社交的な兄と、内向的な弟。
一卵性双生児として全てを分かち合い、
絶妙な均衡を保ってきた二人。

ある女優との兄弟ドンブリにより、
儚くも美しく退廃、崩壊してゆく悲劇。

真面目な弟は悩み苦しみ、
薬に溺れていく。
よし弟よ、一緒にキメようぜ!
シンクロナイズド・ドラッグ!!☆

真っ赤な手術衣と禍々しい手術器具。
噛みちぎりシャム分断の悪夢。
クローネンバーグ監督お得意の、
強烈な印象を残すビジュアルだ。

「エリー…?エリー…?」
のトコでは、おそらくほとんどの人が
「早よ“マイラ~ブ ソスィ~♪”
言わんかい!」と思ったはず。(笑)

…エリオット。ビヴァリー。
ようやくひとつになれたんだね。
もう誰も、君達を引き裂けないよ…♪


『バスケット・ケース』(1982)とセットでの
ご鑑賞をお奨め致します。(笑)
諭様

諭様の感想・評価

4.0
なんて美しい子宮口なんだ…
時には素敵だけれど時にはごく平凡な相手に思えてしまう…
序盤からクローネンバーグ感満載で、真っ赤な手術服や、動物の骨のような医療器具も良かった。
もう少し歳を重ねて観るとまた違う気がする。
まこと

まことの感想・評価

3.2
運命共同体もここまでいくと、たとえ双子だとて問題が浮き彫りに

シンクロ具合におけるダメでマイナスでネガティヴな部分が思い切り露呈してしまったパターン

それにしてもデヴィッド・クローネンバーグ監督は昔から本当に薄気味悪い作品を撮る人ですね
クローネンバーグ作品を観るにはタイミングが必要やね。
心身共にタフな時でないとね…。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

2.8
映像的にはもっとクローネンバーグクローネンバーグしてるのかと思ったらそうでもなかった。内容的には非常にクローネンバーグクローネンバーグしてたと思う。
susuki

susukiの感想・評価

3.8
とにかく欝だけれど、その分ハワードショアの音楽の美しさが際立つ。1+1は1にならなければならず、それに向けて突き進む映画、と例えるのが適切な気がする。
クローネンバーグが己を偽らぬようになった作品。今であればCGでチョチョイノパであるところを丹念に美形双子が存在するかのように映像化。極めて女性的なメンタルをグロ趣味を絡めて展開。独特の世界が出現。またジェレミー・アイアンズが監督の隠された意図まで暴露。彼の体を張った痛ましく、美しく、醜く、可愛らしい演技。彼のPVといっても良い。
>|