『ブルースライフ』
エリッククラプトン。
僕はこの映画を鑑賞することがなかったら、彼のようなまるでブルース進行を生きぬくような壮絶な世界に触れずに、ロック魂の大切な断片をみつけることができずにギターをかきならしていたかもしれない。。
エリッククラプトン。
ヤードバーズ、クリーム。
そのバンドに所属してたのは知っているぐらい。
ジミヘンドリックスやジョージハリスンとの親交もあったことが、僕の目に輝きがます。
ブルース&ロック&ポップスの黄金狂時代。
彼の口から放たれる言葉から、こんなにもさまざまな知ることがなかった断片があり、格闘していたとは。。
音楽に対しての格闘。
愛する者への格闘。
ドラッグやアルコールへの格闘。
家族と歩んでいく人生への格闘。
すべてが、彼の背中に背負って生きてぬいていく。
この作品を鑑賞された方はどんなふうに感じることがあっただろうか。
僕は、彼が俗世間から一見落ちていく姿を目の当たりにしても、僕はそれがこの長いようで短いような人生の姿だと思っている。
だから彼を攻める気持ちが湧いてこなかった。
彼が苦闘してきた中で生み出すギターのサウンドはもはや練習というものでは、生み出せない。
人生そのものの重みが、音階となり、歌詞となり、スクリーンを通して僕に語りかけてくれる。
素晴らしい12小節の人生でした✨