ニニ

ビューティフル・ボーイのニニのネタバレレビュー・内容・結末

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ティモシーシャラメは文化的な家庭の大切な息子役が似合うなぁ。
エンドロールでのエモーショナルな詩の朗読が圧巻だった。
特に彼のファンというわけではないけれど、この朗読は何度でも聴きたい。

序盤は父デイヴは自分の理想の人生の1つのパーツとして出来の良い息子を愛しているのではと穿ってしまったが、物語が進むにつれてそのようなことは決してなく、全てを超えて愛している(I love you more than everything)という言葉に嘘はないと解った。

題材が題材だけに、観る人のライフステージでの立ち位置によって見えるものが違ってくるに違いない映画。

Filmarks様のご招待で試写会に参加させて頂きました。ありがとうございます。

洋楽の知識がある人は使われている楽曲の背景などから読み解けることもいろいろあるのだろうなと感じ、私にその知識がないことをとても残念に思いながら観ていたので、上映後にあった音楽ライターさんのトークショーも興味深かった。

渋谷/ユーロライブ

配給:ファントム・フィルム
ニニ

ニニ