吉田ジャスティスカツヲ

神と共に 第二章:因と縁の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)
4.4
転生したいというゴールを目指す、冥界のゲーム的な仕組みを描いた第一章が進化。
7つの裁判を控える死者の弁護/警護役である使者。
【彼らの過去と現世での活躍という3次元での物語が交錯する構成】でした🤔
前回のヒットによる予算増加がはっきりとわかる豪華セットで、CGIにも力が入っていましたね💪

前作で感じた、微妙に信頼関係がよろしくない主人公3人への違和感とその理由。
優しく無さ過ぎて何を考えているのかわからないリーダー:カンニム。
自ら出張してまで主人公チームを試そうとする閻魔大王…
本作を観終えて、その全てが繋がりましたよ👍


愛する人を守る、弱者に救いの手を差し伸べたいという人間の情が不幸にも生んでしまった非人間的な行為…
それによる因果応報は日本人の心にもズシンと響くでしょう。

元使者が守る幼子に読み聞かせる昔話という形で場面を切り替えるので、展開に無理なく表現してくれました👍

さらには【悲しい因果応報から生まれる温かな絆が描かれる】ので、またまた涙でしたよ。






しかしながら後編にあたる、この第二章。

私たち観客が【前編:第一章のうちにカンニム、ヘウォンメク、ドクチュンの3人をどれくらい好きになれたか】
が、評価の分かれ目。

いま考えてみれば…
当初からこの真実を表現したいのならば、一章の範囲で3人の絆や連携プレーをもっと沢山に観せておいてくれたら、今作での感慨深さもヒトシオになったろうに…

惜しいなぁ😖


しかしながらもうパート3の製作も決定しているらしく、公開されたならば必ず劇場公開中に観に行く🏃‍♀️と思います。


3人の誰のキャラとも違う【冥界側の新人の姿も拝めそう😯】ですしw