『晩夏の夜に招く者』
カップルふたりのいちゃいちゃした花火デートが延々と続いてからの、まさかの腐乱死体ご登場で震え上がる。死体の造形はリアルだし、ビデオの質感もイイ感じに古くて、マジモンの映像を見せられているような気分になれる。リプレイや検証映像がやたらクドいのが残念。
『通りすがりの女』
よくあるやつ。幽霊の顔が結構美人です。
『墓参り代行』
墓参りの代行をやろうとしたら、呪いの儀式をやっちゃった！という話。正直霊なんかよりも便利屋店長のパワハラぶりが印象に残る。部下にああやって恫喝したりすぐ殴ったりするガラの悪い上司いそうだよなー。でもカメラ回してんのに「このお墓気持ち悪くないですか？」とか言っちゃう撮影者もだいぶバカ。例によって検証映像がダラダラしてて怠い。
『五目並べ』
謎。
『復讐』
最後の最後でまさかのスナッフビデオ路線か！？ と驚き。ドン引きもののグロ映像が展開されてただただ不快な気分になった。余計な検証要素もなく、「掃除屋が偶然部屋で見つけたビデオ」ということが示されるだけなのは無気味で良い。タイトルの割に復讐がショボくてがっかり。
『闇動画12』が良かったので1も見てみたが、流石に第一作ということもあって冗長な演出が多い。これが洗練されていって後のスタイルに繋がるということなのだろう。
