れい

銃のれいのネタバレレビュー・内容・結末

(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

公開時に観に行けなくて、原作の小説を読んで、ずっと観たかったなと後悔していた映画。
やっとやっと観れました。
やっぱり、小説で好きだったシーンがちょっと端折られていたりって、映画にするにあたって仕方のないことかもしれないけれど、寂しいなって思ってしまった…
銃を入れる鞄を探したり、布を選んだりして銃を大切そうにしてるシーンがわたしは好きだったんだけど、あそこがスンッて進んでしまったのがちょっと悲しかった…いや、シーン自体はあるんだけど、もっとじっくりだと嬉しかった気持ちです。
小説でも思ったけど、結構回りくどいというか、わたしは読み進めるのがゆっくりになるくらい読みづらい文章だったのだけれど、この映画もそうで、ちょっとなんかイラッとするというか、テンポが悪いというか。
でもそれが原作を読んだ時と同じ感覚だったから、わたしがこの作品に対して思うことは同じなんだなと思ったりして。
リリーフランキーさんが演じる刑事さんが出てきてから、やっとワクワクできた。
あれだけ想いを持っている銃を、使うためにあれだけ準備した銃を
最後は結局衝動に駆られてなんでもない相手に使ってしまう。
あのラストのシーンを観るためだけ、ラストのセリフを聴くためだけの映画だったって思ってしまいました。
でもラストが最高だったので、わたし的には大満足です。
村上虹郎くんかっこいい。
れい

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