ゆき

日曜日の憂鬱のゆきのレビュー・感想・評価

日曜日の憂鬱(2018年製作の映画)
3.8
娘の尊厳

言葉にならない愛情。
終始静かな物語は、着々とエンディングへの道筋を拓いていく。
スペインの作品ってあまり触れたことがなかった。
限られた登場人物で、たった一つの願いに向かう展開は正解も不正解もつけ難い決断で。
何度も見たいというものではいけれど、印象深い一作でした。

***
35年の歳月を経て再会した母娘。“何もない”日常を送る娘が“全てを手にした”母親に願ったのは「10日間一緒にいること」だった。
ゆき

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