暗く重くせつなく終始不穏な空気が漂う。
35年ぶりに、幼い頃に自分を捨てた母に会うキアラ。
愛憎でグチャグチャだろうキアラ。
ラストは母への愛情と復讐のように感じたのですが、それでも最期は幸せだっ…
まあ、見始めてからそんなこったろうとは思っていたので、想像から全く外れる事なく終わった。
ストーリーラインもお約束な感じだけれど、自分を捨てた母親に自殺幇助させるって、母親に対して一番酷な罰し方にも…
とても美しい映像だった。
静謐で、余白があるようで密度のある画が始めから終わりまで重みを持って続く。
凄く好きな画だった。
何より母親役のスシ・サンチェスという女優の存在感が美しい。
全然知らない…
望んだ死は救いみたいな映画だった。「あなたは私を許さないのね」「私を恨んでる?」と娘にまたは元旦那に聞くアナベル 。彼女が自責の念を持って生きてきた事がわかって責める気持ちにもならなかった。酷いこと…
>>続きを読む