ドラゴンが大暴れする映画って「ロード・オブ・ザ・リング」みたいな正統派ファンタジーは多いけど、本作は厨二病要素の入った「モンスターハンター」ワールドをちゃんと形成していて楽しい。ディアブロスやリオレウスの作り込みも半端なく、近代兵器をものともしないその圧倒的破壊力と存在感は正に地上最強生物ドラゴン種を体現していてテンションアガる。(TVアニメ『GATE』のドラゴンの不甲斐無さにやきもきする勢なので。)
そんな絶望的難敵に相対するアルテミス大尉(ジョボ)とトニーハンターの肉弾アクションは息つく暇もなく迫力満点。ギリギリのラインで生死を分かつ龍種討伐はリセットの効かないゲームとは違って緊迫感も↗爽快感も高い。ただ二人に活躍が集中するのは仕方ないにしても、ゲームの様に複数ハンター達が様々な武器で様々な龍種に挑む派手なレイド戦をもっと見せて欲しかったのが正直なトコロ。こんなんほぼソロプレイじゃん。
尺の短さからどうせ物語は無いも同然と覚悟はしていたものの予想通り過ぎる程予想通り。ロン・パールマン脇役過ぎて勿体無いし、山崎紘菜も残念な扱い(ハンドラー:受付嬢役は大抜擢だが)。ラストも雑で…俺たたエンドかよ！上記反省点を及第した上で2があるなら観てみたい…か？ウーンどうだろ？
USJ的テーマパークのノリで頭カラッポにして楽しめるアトラクション映画として観るなら＋怪獣映画好きならオススメ(ガチモンハン好きなら逆にマイナスか？)。
それしてもアルテミス大尉頑丈過ぎじゃね？異世界転移モノのお約束で実は土地神様にチートスキルを与えられてるとか？笑
追記
『英雄の証』がいつ流れるのか今か今かと待ってる内に………使わないんかよ！
