もりいゆうた

ランボー ラスト・ブラッドのもりいゆうたのレビュー・感想・評価

4.3
ついにランボーシリーズ完結!!ランボー1から38年、お疲れ様でした!!!

シルヴェスター・スタローンももう75歳。若かりし頃のシルヴェスター・スタローンを見ているから、感情移入が半端ないし、ジャングルで戦っていた頃が本当に懐かしい。

今回は舞台はメキシコ、麻薬カルテル。非常に現代ぽい。自分はジャングルよりやっぱりこっちの方が入り込みやすいなぁ。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『ボーダーライン』を思い出す。


お爺ちゃんになったランボーは、農場の地下に長いトンネルを掘り、そこで精神安定剤を服用しながら寝泊まりしているみたいで、あぁまだまだPDSDは治ってないんだなぁとか、

ガブリエラの大学祝いに殺傷能力高過ぎる手作りレターナイフを送るとか、お爺ちゃんになってもランボーだなぁ不器用すぎる。

でももうそういうとこ大好き。いつの間にかランボー好きになってた。愛くるしい。

無敵のランボーでももうお爺ちゃん、銃を持った麻薬カルテルのアジトに一人で乗り込むのはさすがにひやひやした。もう無理、絶対無理、自分の年考えて、しかももう今の時代はそんな人とか殺しちゃだめなんだよって。そんな風に思ってたら、普通に囲まれてボコボコにやられてて、もう昔のランボーじゃないんだなぁとか。


自分は完全に娯楽としてアクション映画を見ているので、戦争の悲惨さのリアリティのある前作までと比べて、好みではあるけど、内容的に殺戮ホームアローンと言われ酷評されるのもわかる。

でも、最後、エンドロールで1~5までの回想が流れてしみじみ。ランボーよ、幸せになってくれ。個人的に5が一番良かったです。

さぁ次はロッキーシリーズ見ていきます!!楽しみ!!!ありがとうございました!!!!