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ランボー ラスト・ブラッドのNAOZYのレビュー・感想・評価

3.6
ランボー:ラストブラッドを観る。
4作目の「最後の戦場」が最後かと思ったら、今度はラストなんですね。
前作から10年の間隔が空くとシリーズとしては連続性を維持するのが難しくなってくるのだが、今回は前回のラストで帰った実家の牧場での和やかな生活の場面からスタート。メキシコ人の祖母と娘と一緒に暮らすランボー。娘が父を探しに行くと言って無断でメキシコまで行って人身売買組織にさらわれてしまう。ランボーは娘を取り返すためにメキシコに乗り込んでマフィアとの熾烈な対決が始まるのだった。
後半は牧場そのものをトラップとして使いマフィアどもを蹴散らしていくところは圧巻です。
今までベトナム戦争、アフガン戦争、ミャンマーの民族弾圧など世界情勢をテーマに取り入れていたが、今回はメキシコを舞台にした人身売買というテーマでランボーというより必殺仕事人みたいな勧善懲悪の分かりやすいストーリーになってます。
最後はシリーズの名場面が流れるところもジーンとくるところですね。
スタローンの年齢を考えるとランボーシリーズはこれで本当に終わりなんでしょうね。
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