『El Ángel／The Angel』
アルゼンチンで実際にあった「死の天使」と言われた殺人犯の実話がベース。
アマプラで「ジュダ・ルイス」で検索したら出て来た作品で、メインビジュアルが美少年でインパクトあったので、ジュダさん全く関係ない作品だけど見た。
普通の家庭で育った美少年が、犯罪に手を染めていき、簡単に人を殺していく。全く理解出来ないので、完全にサイコパスなのだと思う。
映画はただ淡々とその犯罪を描いていて、相棒となるゲイの男性のことが好きだったのかは曖昧。
ん？この映画は一体何を言いたいのか。
何もないんだと思う。ただ、彼の犯罪を同性愛色を入れて描いただけ。（それも実際の犯罪からするとかなり軽め）
実話はもっと残酷で怖い犯罪者で、1971年に19歳で強盗やレイプなどで、１２人を殺害したカルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチ。その容姿が美しいことでも話題となった。
でもなんか実際のカルロスと似てる美しい俳優さんを使っているので、その美しさと真逆の冷淡で残酷さに惹きつけられて最後まで見てしまう。
実際のカルロスは終身刑となり、今も刑務所に入っている。しっかりおじいさんになってる。今、犯罪者心理として、当時の心境とか聞いてみたい気がする。
