うまく表現できないんですけど、「ただとても美しいものを観た」ということだけは言えます。
美しさと双璧をなす背徳感も相当ストロングで、10代のときにこの映画を観ていたら間違いなく影響を受けているだろうし、こじらせていただろうなと思いました。
ラモンがテレビ出演しているのをカルリートスが観ているシーンは息を飲むほど美しかったです。
主演のロレンソ・フェロが2020年代のスーパースターになって、この映画が伝説のスタートであれば嬉しいなと思って観ていました。
ただ邦題に関して言えば、原題の「天使」を活かしたものにして欲しかったです。
まぎれもなく天使のような犯罪者でした。