インダスの大地

永遠に僕のもののインダスの大地のネタバレレビュー・内容・結末

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

美少年が犯罪しまくる映画、という前情報のみで観たので、「バチバチのクライム系、主人公が『俺が悪だ!』と言わんばかりのえげつない犯罪を重ねるギラギラしたやつ」を期待して観たんですが、ギラギラしてないです。盗みも人殺しも味気ないほどごく自然にサラッと行っていく。音楽や色彩がお洒落。

主人公とその相棒が鏡を見るシーン、
相棒は「ゲバラとカストロ」と表現したのに対して主人公は「エビータとペロン」と言った。
エビータ??となったので調べてみたらアルゼンチンの有名な大統領"夫妻"のことで、やはり主人公おまえ、相棒のこと好きやったんやな…と、終盤を振り返りつつタイトルの意味をしっかり再確認した。